e-Governance

電子投票
エストニアの看板の一つになっているのが電子投票です。これは政界と人々の関わりを簡単かつ便利に支援するユニークなソリューションです。 2005年、エストニアはこの方法を用いた全世界で最初の選挙国となり、2007年には議会選挙で電子投票を使用する最初の国になりました。


とはいえ、まだ30%しか国民の利用してない!
私自身も日本に電子投票を応用したい(みんな思ってると思いますが)と、大学の仲間や先生と相談なりをしましたが、実はエストニア自身もまだ若者の一部でしか、電子投票が使われていないという…


電子投票は、世界のどこにいても、インターネットに接続されたコンピュータ、スマホから投票できるシステムです。 投票期間中、投票者はIDカードまたはモバイルIDを使用してこのシステムにログインし、投票を行います。 有権者の身元は、選挙のために選挙委員会に到着する前に電子投票用紙から削除されることで、匿名性が保証されます。


ただ電子投票の場合、投票が操作されたり、買収により強制される、ハッキングされるなどの危険性がありますよね。 それに対するエストニアの解決策は、投票前の期間に投票者が自由に何度もログオンして投票できるようにすることでした。 投票者は後で投票を変更する選択肢と言うのは、なかなか面白いです。
電子サービスポータル
電子サービスポータルは、さまざまな政府機関によって提供される電子サービスのワンストップショップです。


市民、起業家または役人は、インターネット上の特定のサービスを探す必要はなく、単にこのゲートウェイサイトにアクセスして、必要な電子サービスのリンクまたは連絡先の詳細を見つけることができます。 例えば、昨年最も訪問された電子サービスは、医療処方箋に関するもので、国民は個人の職務不能な状態や何らかの理由で収入を見出せないなどのデータをアップデートしていたみたいです。


一度安全な電子IDでシステムにログインすると、利用可能である他のサービスにアクセスするために再びログインしなければいけない、ということはありません。
電子内閣
「電子内閣」として知られている政府部門向け情報システムは、エストニア政府が意思決定プロセスを合理化するために使用する強力なツールです。 このシステムは、マルチユーザのデータベースとスケジューラであり、関連情報をリアルタイムで整理して更新し、議論中の各項目の明確な概要を閣僚にそれぞれ提供します。


毎週の閣議が始まる数日前には、各閣僚はシステムにアクセスして各議題を再検討し、議員の立場を決定します。その際彼らは、反対意見があるかどうか、トピックに関する話したいかどうかを示すボックスをクリックすることで、大臣の立場は事前に分かり、反対意見のない場合は議論なしに採択されます。これによりかなりの無駄な時間を節約することが可能です。


エストニアがこのペーパーレス電子内閣システムを採用した後は、週内閣総会の平均時間は4時間〜5時間から30〜90分に短縮されました。 政府はまた、毎週数千ページの文書を印刷して配布する必要性を排除しました。これは、環境や納税者にとっても大きなメリットです。


電子内閣はウェブベースのソフトウェアと視聴覚機器を使用するため、つまり閣僚は遠隔から参加することができ、しばしばその方法が活用されています。 会議で行われた決定は、会議がまだ進行中であっても、利害関係者に電子メールで送信したり、ウェブサイトに投稿することができます。